転職した会社を3日で辞めた話
こんにちは、かにくらです。
転職が落ち着いたのでご報告です。
ざっくり経歴
システムエンジニア(3年弱)
→ネット広告代理店(1年)
→イベント制作進行(3日)
→サーバーエンジニア(これから入社)
最初の転職はキャリアチェンジということも踏まえ契約社員での転職だったのですが、部署が消滅してしまったので契約を更新せず退職。
広告業界で転職できるほどの経験も積めておらず焦っていた状況での3社目です。
ひとまずは正社員ということで上々の転職でした。
しかし…
ヤバい入社条件
この会社を『A社』としましょう。
A社との労働契約にあたり、とある条件を聞かされました。
入社後の14日間で課題をクリアできなかった場合は解雇というものです。
課題の内容もざっくりとですが教えてもらえました。
この時点で少し物々しい雰囲気を感じていましたが、やる気を持って取り組めば問題ないだろうと考えていました。せっかくもらった内定ですし、要はクリアすれば良いわけですから。
※実際のところ、このような短期間での成果を根拠にした解雇は法的にアウトです。
課題の内容
お客様の社員旅行を盛り上げる企画を立案から本番実行まで全て行うこと
…
14日間ですよ?
土日を除いて10日間ですよ?
さらに、以下の2つのルール。
- 手順は企画立案→提案→受注契約をもらう→5回の打ち合わせ→本番
- 打ち合わせは2日以上の間隔を空ける
じゃあ1回の打ち合わせに3日必要ってことじゃん…
絶え間なく実施しても15日かかるんですけど…
そもそもの話、その社員旅行が数カ月先なんですよ。
14日間で本番実行まで行うのは100%無理なのです。
社長に直訴
ぼく「こんな状況なんですが課題はどうなるんですか?」
社長「ルールに変更はない。できなければ解雇。」
ぼく「退職しまーす!」
辞め際
会社のLINEグループに
こういう事情で辞めます。
どうやら社長は14と15の大小も分からないみたいです。
いま課題に挑戦中の方、不本意に解雇されたら戦えばフツーに勝てますよ。
こんな感じのことを送信しておきました。
社長からは「誤解されてしまい残念です」みたいな言い訳がありましたが、何の説明にもなっていなかったので「そんな無駄話を聞くつもりはない」と送信してグループを抜けました。
A社は結局のところ『受注契約を取らせたあたりで解雇したい』のだと思います。
入社したての社員は、まず解雇されないためにがむしゃらに課題を進めますからね。
僕のように会社を訝しんだり、法律や規則の確認までするには精神力を使います。
問題に気づかない人や、言いなりになってしまう人をカモにしているのでしょう…
その後
とにもかくにも、ひとまず無事に転職できました。
ぶっちゃけ、他にもヤバい問題をいくつも抱えている会社でしたから、早めに切り替えられて良かったと思います。少々ややこしい職歴になってしまいましたが、面接でこの話をした時のウケは悪くないんですよね。
9月から働く次の会社がマトモでありますように…